株式会社東武ホテルマネジメント
代表取締役社長 小檜山 隆
関東の私鉄では最長の路線を有する東武鉄道。当社は、その東武鉄道を母体とした東武グループレジャー産業部門の中核企業です。東京都、千葉県、埼玉県、栃木県に9軒のホテルと東京スカイツリーの天望デッキ内にレストランを1店舗運営しています。
当社は、東武グループ中期経営計画の成長戦略において中心的存在と位置づけられ、今後1年間で客室を約1,000室新設します。
新設するホテルは立地を重視し、東武グループにとって必要不可欠なものを優先しています。グループの観光の中心拠点である「日光」、すでに営業実績のある「銀座」、東武スカイツリーラインの始発駅であり外国人に人気の高い「浅草」、そして東武東上線で小江戸として有名な「川越」などです。
今後もホテルの新設は継続し、安定的な成長を図ることで国内有数のホテルグループを目指してまいります。
ホテル経営にとって大切な要素は、A=アコモデーション(施設)、C=キュイジーヌ(料理)、S=サービスの3つとされています。当社では、成長戦略の柱の1つとして「ACSの追求」を立てています。A(施設)については、この数年間で既存施設のリニューアルを徹底して実施しております。よって、ベストな状態の施設でお客様をお迎えすることができています。
一方、A(施設)とは異なり、C(料理)とS(サービス)のレベルを決定づけるのは「人」に他なりません。「おいしい料理を提供したい」、「素晴らしいサービスでお客様に応えたい」といった志を持った方々が、お客様の喜ばれたお顔を「やりがい」や「モチベーション」として努力する。このような方々が揃っているホテルこそが「一流」と呼ばれるのだと思います。また、ホテルの仕事は多くの場合「チーム」として行われます。ホテルでは、今までの様々な経験のなかでチームワークの大切さを理解していることも重要となってきます。
前項で申し上げたように、成長企業である当社において新しいポストが次々と生まれます。先輩たちも、どんどん自らを成長させ、高いレベルの仕事ができるよう励んでいます。
当社の特色として、ジョブローテーション制度があります。最初から担当分野を固定するのではなく、様々なポストを経験することで自分の適性を見極めていくことが出来ます。また、インバウンド比率の高まりを受け、語学研修にも力を入れています。目の前に外国人のお客様がいるという実践と、社内研修の相乗効果で語学力のスキルアップが可能となっています。
IT技術の進歩や、様々なタイプの宿泊施設が生まれることで、ホテル業界は大きく変化しています。そうしたなかで当社が順調に成長を遂げていくためには、若い社員の柔軟でクリエイティブな発想が不可欠です。仕事を通じて自身を成長させたいと願う人にとって、魅力的な職場に他なりません。
就職活動は、人生の大きな岐路です。自分自身で悩み、考え答えを出して下さい。その経験こそが、皆さんの選んだ道を確固たるものにしてくれるでしょう。東武ホテルマネジメントは、現状に満足しない向上心を持ち、私たちと一緒にまだ見ぬ未来にチャレンジしてくれる方を求めています。